お知らせ

香寺ハーブガーデン・福岡先生から学ぶ日本を元氣にする力@志士かまくら2023.07


2023/07/24

志士かまくら

こんにちは、松南志塾の豊嶋です!

7月9日(日)に実施しました、通算13回目の「志士かまくら」についてご報告です!

  

まずは、いつも通り坐禅をして、その後に日頃お世話になっている禅居院さまに、日ごろの御礼と感謝の気持ちを込めまして、お寺掃除をさせて頂きました。

 

  

  

1時間30分の短い時間ではありましたが、バケツの水も真っ黒になりました!

掃除とともに、私たちの心も少し綺麗に整ったような気がいたします!

 

禅居院さまいつも会場をお貸し頂きまして、本当に有難うございます!!

  

その後は、本題となる勉強会。

今回は、お寺掃除も実施したため豊嶋、松葉からの講義は割愛し、参加者の発表だけになります。

  

今回は南方さん、森口さんが訪問した、兵庫県姫路市にあります「香寺ハーブガーデン」での、大切な学び・気づきをシェア頂きました。

  

以下南方さんのブログより、どういった内容だったのかお伝えできればと思います!

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こんにちは!志士かまくらメンバーの南方ゆりです。

 

本日は3本仕立てでお話します。

・ 香寺ハーブガーデンってどんな場所?福岡先生ってどんな方?

・ 自然のちからで、「ひと」が回復したお話

・ 本氣の人には敵わない、強い!福岡先生から學ぶ人間学

  

5月某日、龍馬プロジェクト(https://www.ryouma-project.com/)関西支部の勉強会で、

兵庫県姫路市にある香寺ハーブガーデンに行ってまいりました。

 

実は、ずっと行ってみたい場所でした。笑

  

2年前の就活時にストレスからかアトピーを発症し、その際に塗り薬として使わせて頂いていたのが香寺ハーブガーデンの化粧水でした。当時は詳細を知らず、母に「めっちゃいいから」と言われ使っていたのですが、自然とかゆみを抑えてくれていた為、ずっと愛用しておりました。

  

話を戻しますね(笑)

 

◆香寺ハーブガーデンは、どんな場所?

ハーブの魅力に取りつかれた福岡先生が1984年に姫路で開園したハーブガーデンです。 レストランの経営だけではなく、研究開発型のハーブ園として農薬や除草剤を使用せず、共生の論理を利用した自然と環境に配慮した形でハーブを育てる一方、大学の研究者をはじめ多くの人々の協力・支援を得て独自のハーブの抽出技術と発酵技術を開発する研究施設です。

 

◆福岡先生ってどんな人?なぜハーブに取り憑かれた!?

福岡先生が香寺ハーブガーデンをつくった背景、想いを皆さんにぜひ知っていただきたいので、

「原大本徹」にまとめさせて頂きました。

 

Blogを初めて読まれる方もいらっしゃると思うので、

「原大本徹」について紹介させていただきます。

 

 

原点・・・志(世の為、人の為に何をしたいのか)を持った種

大局・・・志の影響範囲(どこまでを我が事として捉えるか)

本氣・・・志(人生をかけて何を成し遂げたいのか)

徹底・・・志を果たすために、日常からどんな行動、勉学に励むのか

 

福岡先生から聞いたお話をもとに、恐縮ながら「原大本徹」をまとめさせていただきました。

 

 

◆自然のちからで、「ひと」が回復したお話

原大本徹を読んでいただき、福岡先生の人柄や想いを知って頂けたのではないでしょうか。

そして、福岡先生の講義の中で特に印象に残ったお話が2つあるので、紹介させてください!

  

小さなお子さんを持つ末期がんの女性のおはなし

小さい子どもを抱えた母親は、末期ガンと医師に診断されました。

とあるきっかけで香寺ハーブガーデンへ訪れます。

  

その女性は香寺ハーブガーデンでの用事を終えたら、

ハーブガーデンの裏山でお子さんとともに自ら命を断とうとしていたそうです。

  

しかし、結果的にその女性は命を断つことを思いとどまりました。

それは、福岡先生のおもてなしの心が細部まで行き届いた温かい「場」(香寺ハーブガーデン)に出会ったから。

  

その後、その女性は戻ってこれる場所(香寺ハーブガーデン)を見つけることができたため、ガン治療に専念し、見事に完治したそうです。

  

その女性がガンを克服したあと、香寺ハーブガーデンを訪れ、福岡先生にお手紙を渡されたそうです。(実際施設にいけばそのお手紙を見ることができます)

  

私たちも香寺ハーブガーデンに訪れた際に、まず施設のスタッフさんや福岡先生は、パァっと明るい笑顔で「こんにちは!」と挨拶してくれ、「暑いでしょう。ぜひ、オリジナルドリンクを飲んでくださいね」とハーブティーをいただきました。訪れたひとには、大歓迎の姿勢に心がとても暖かくなったのを覚えています。

  

  

もう1つエピソードを紹介させてください。

 

自閉症の女の子のおはなし

生まれつき自閉症の女の子がいました。

その女の子は目の焦点が合わない、親御さんとちゃんと話すことさえもできない状態でした。

  

病院では何も改善できず、とにかく状態を維持するために毎月38000円治療費がかかっていたそうです。そんな状況を知った福岡先生は、自閉症の投薬の代わりとなるハーブを研究したそうです。そのハーブを飲み始めて、その女の子はなんと4ヶ月ほどで会話ができるようになっていったそうです。

  

こんな奇跡的なお話が、香寺ハーブガーデンではまだまだあります。

  

お話は少し割愛させて頂きましたが、香寺ハーブガーデンがいかに人に元氣を与える場所であるか、自然の力は偉大であり、素晴らしいことを読者の皆様に感じて頂けたのではないでしょうか。

 

◆本氣の人には敵わない、強い!福岡先生から學ぶ人間学

香寺ハーブガーデンは、現在姫路城をかまえる兵庫県姫路市にあります。

ここに拠点を構えるまで、福岡先生はかなり町の皆さんを説得したそうです。

  

ハーブの研究施設を建てるというところで、「町に工場ができるなんて、汚染水でも流されるのではないか」と不安を持つ住民の方がいたため、山ノ内地区の町の長の方に協力を仰ぎ、約半年間、ハーブの魅力・福岡先生の志(想い)を住民の皆さんに伝えたそうです。福岡先生の情熱が伝わったおかげか、住民の方から「是非、ここ(山ノ内地区)でハーブガーデンを開いてほしい」と言われたそうです。

  

「どんな能力が高くとも、どんな知識があっても、本氣の人には敵わない」という言葉が東洋哲学の教えの中でよく耳にします。

  

かつて大阪の小さな町工場から世界的規模の企業パナソニックを創り上げた松下幸之助さんも「私は学問も何もございません。体も丈夫ではありません。ただ、店を経営するということに熱意があります。熱意があれば、そんなに考えているのだから、我々も働いてやろうかという氣持ちが芽生えてくると思うんです。どんなに才覚に溢れていても、熱意がなければ人はついてこないとそう思うんです。(著 松下幸之助のリーダー学)」という言葉を残しています。

  

まさに福岡先生は現代において、この言葉「どんな能力が高くとも、どんな知識があっても、本氣の人には敵わない」を体現されていらっしゃる方ではないでしょうか。

  

私は情熱を持ち続け、行動し続ける福岡先生の生き方が心からかっこいいと思いました。

  

また福岡先生は自分の志の原点や想いを常に忘れないようにする為にも、毎日見える場所に言葉をおいているそうです。

 

  

この話を受け、私自身も、常に見えるところに自分の志が見えるように部屋に紙に貼りました。

  

福岡先生のように、情熱をもって、世のため、ひとの為に生きられるよう、日々取り組んでいきます!

  

  

最後まで、ブログを読んでいただきありがとうございました。

私たちは月1回、北鎌倉にある「禅居院」で20代のメンバーを中心に勉強会を開催しています。

  

東洋哲学・日本精神・日本文化などを通して、自分の志(何の為、誰の為に何を成し遂げたいのか)や生き方などを考え、自分自身を見つめています。

 

「自分は何がしたいんだろう」

「将来どんな人生を送っていくか漠然と不安である」

「誰かの役に立ちたい」

「何かしたいけど、何から始めればいいかわからない」

 

などと少しでも考えている人がいれば、是非ともに學び、ともに励みましょう。

どんな方でもウェルカムです。少しでも興味のある方、メッセージお待ちしております!(^^)

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