11月のこども論語塾を開催しました!
2019/11/27
論語塾
こんにちは。
松南志塾5期生の山崎です。
11月24日(日)に毎月恒例のこども論語塾を開催しました✍🏼
10月からは、日本のことについても論語と合わせて学んでいます。先月教わった4つだけではない日本の季節もおさらいしました❄️
そして
立腰(=腰を立てて下腹に力を入れて姿勢正す)し、呼吸を整えるところから論語の素読がスタート👨🏫
今回はひたすら素読でした💪
何度も何度も繰り返し音で聴いて、声に出していくうちに、
なんと全員がしっかり覚えて何も見ずに言えるようになりました👐
初参加のまだ字を習っていないこどもさんも、誰よりも大きく「子曰く!」と楽しそうに声を出してくれていました😊
私は仕事でよく小学校や中学校、幼稚園に出向きます。
子どもたちは声を出すことが大好きで、国語の本読みや早口言葉・ことわざに声を合わせて廊下に響き渡る声で元気に取り組んでいる姿をよく見かけます。
論語は難しい印象を大人は受けるかもしれませんが、国語の本読みの授業中のように子どもたちは楽しそうです。
今は学んだ論語の意味がわからなくても、音で覚えて自然と口ずさめる言葉が成長とともに意味を理解したとき、子どもたちの支えになってくれるといいなと思います。
また、ある小学校では朝の会の前に
「今から立腰を始めます。
姿勢を正してください。」
と全校アナウンスがかかります。
毎時間、初めと終わりのあいさつの前にも当番の子どもが「立腰!」の声かけをしていました。各教室には立腰のポスターも貼ってあります。
この学校は休み時間が終わって授業が始まる時間になってもなかなか校庭から子どもたちが教室に戻って来れず、
授業中も落ち着いて勉強できる雰囲気になりにくい時期があったそうです。
子どもたちはそれぞれの事情を抱えていて、先生に反抗したり、勝手に見える振る舞いで迷惑がられてしまったり。
そこで、校長先生が朝の立腰や黙想を取り入れて全校生で実践されたのが始まりだそうです。
数年実施したあとの学校は見違えるように落ち着いて、集中して授業を受けられる子どもたちが増えていき、自ずと学校全体の雰囲気も成績までもよくなったとおっしゃっていました。
もちろん他の取り組みや卒業したり入学した子どもたちの入れ替わりもあり、立腰だけの効果ではないかもしれません。
それでも腰を立てた姿勢を習慣にしたことで集中力のUPや授業に向かう気持ち、姿勢保持のための筋力(小学校低学年は特に1時間机の前に座っている姿勢を保つのが難しいという子どもさんも少なくありません。)
など様々なチカラが身につき、学校全体の雰囲気を変えるまでに至ったのだと思います。
心も体も整った状態になる、ということでしょうか。続けるということにも大きな意味がありそうです。
素読や立腰についてもっと勉強し、わかったことを今後もお伝えできればと思います💡
次回のこども論語塾は、
12月15日(日) 10:30-11:30
@助松神社 (南海 北助松駅 徒歩2分)
です!
たくさんのご参加お待ちしております😊