新年のご挨拶
2026/01/02
ニュース
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
おかげさまで、一般社団法人松南志塾は本年で創業10周年を迎えます。これまで支えてくださったすべての皆様に、心より厚く御礼申し上げます。
この10年を振り返ると、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しました。テクノロジーは急速に進化し、SNSは日常の一部となり、学校現場では「GIGAスクール構想」により一人一台のタブレット学習が当たり前となりました。
しかし、その環境を見渡すと、深刻な課題も浮き彫りになっています。
「子どもたちの生活と学びに関する親子調査2024」によると、小学校高学年から高校生までの間で「勉強しようという気持ちがわかない」と感じる子が年々増加しています。さらに、学校に通う意義を見出せず不登校となる小中学生は35万人を超え、12年連続の増加で過去最多を記録しました。
そうした時代の中で、私は「これからの松南志塾が果たすべき使命とは何か」と常に悩みながら日々を過ごしてきました。その苦悩の中で、昨年ようやく念願であった『楽しく学べる論語のすすめ』を完成させることができました。本年は、この教材を通じて、日々子どもたちの教育に携わる皆様のお役に立てられるよう精進してまいります。(教材の詳細はブログで紹介しています)
「永遠の未完成これ完成である」
人の成長もまた、宮沢賢治が遺したこの言葉の通りではないでしょうか。
時に、子どもの成長に対して、ドライに割り切って進むことも一つの方法かもしれません。ですが、私はあえて「悩み続ける」ことを選びたい。その一点に、自分が「教育者」としていられる理由がある気がするのです。
これからも安易な答えに逃げず、深く悩み、向き合い続ける。そうして松南志塾に求められる役割を、一つひとつ果たしていきたいと思います。
本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人松南志塾
代表理事 濵村耕大
