志に沿った人生選択を。
2024/03/30
本学勉強
皆さん、こんにちは!
志士かまくらに福岡から参加している森口です。
今月は毎月開催されている綜學勉強会に代わって、3月23日(土)不肖私の人生相談に乗っていただきました!
たくさんの選択肢と情報で溢れかえる時代だからこそ、自分の命を最大限に輝かせ天命を果たしていくためには何を、どのタイミングで選択していけばいいのだろう…と悩んでおられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もその一人です。
今回相談に乗っていただいた中で、大きくまとめて3つ、これからの時代を生きる上で大切だなぁと思う気づきがありましたので、ぜひ皆さんにもお伝えできたらなと思います。
【1】その選択、あなたの志に基づいていますか??
仕事や学校選びなどにおいて、皆さんはどういった軸で判断し選択していますか?会社の理念や自分の夢や目標、はたまた世間体や学歴…等選ぶ基準は人それぞれでたくさんありますよね!
もちろん多様な判断材料があっていいと思います!ただ、着ぐるみをまとった状態(外からの評価を気にした自分)で判断していくと、自分の中にある真の願い(志、本気で世のため人のためにやり遂げたいこと)からどんどんと遠ざかっていってしまいます。できれば、志に基づき、“主体的”に選択していく方がより良い経験を積んでいけるし、志の実現に近づいていけるということです。
私もあなたもすでに美しいもの(良知/仏性)が備わった状態でこの世に生を享けているわけですので、それらを存分に活かしこの貴重な命を最大限輝かせられる選択をしていきたいものですね。(良知に関して書いているブログはこちらです!➡『陽明学を学び実践につなげる@志士かまくら2023.12』)
【2】『立志』と『學問』の大切さ
上記で述べたような適切な判断をしていくために何より重要になってくるのが、『志を立てる』ということです。そして、立志のためにも學問(本學)の研鑽を積まなければいけません。私たちの先輩方はそうやって己を磨き、世のため人のために尽くしてきました。
自分の原点を探り、思い出し、志を立てる。
真の志が立ったならば、自分の人生にとって揺らぐことのない太い太い幹となっていくはずです。何かで悩むことがあったとしても、志と先人達の叡智が私たちを支え成長させてくれるのだと思います。
私自身も現在進路において悩んでいるからこそ、この綜學や原大本徹というワークの有難さを日々実感しています。
激動期と言われるこれからの時代。
そんな混沌とした時代を生きる私たちにとって、
間違いなく重要な学問でありワークだと改めて感じました。
自分が本当にやりたいこと(志)に気づいた時、心から喜びを感じるはずです!(私もそうでした!!)
それが必ず、一人一人の生きがいに繋がると私は確信しています。
【3】日々自己を省みる。
もちろん、志を立てるだけで終わってはいけません。
今日は志に基づいてどんな行動ができたのか。昨日と比べてどう成長したか。
…と日々、志と向き合い、自己を省みることが大事だなと思いました。
最近の私はそれができていませんでした…
怠っていたが故にこうやって悩みが出てきていたと思うので、知行合一の精神に基づきしっかりと取り組んでいこうと思います!
いかがでしたでしょうか??
学問に励み、志を立てる。そして、その志に沿った生き方をする。
このように、一人一人が自分らしく自然体で生きられるようになれば、喜びと笑顔の溢れる優しい世界となっていきそうです。想像するだけでわくわくしますね^ ^
私も多々悩むことはありますが、全ては自分が成長するための有難い試練。
どんな状況でも、「おかげさま・ありがたいな」と思う心を忘れず、学び行動し続けていきましょう!
以上になります。最後まで、お読みいただきありがとうございました!!
〜追記~
“『諌言』を言ってくれる人を大切にしよう。”
以前、東洋哲学を教えていただいている先生にこんなお言葉を頂きました。
“あなたにとって『諌言(耳の痛い話だけど、自分にとっては有難い助言)』を言ってくれる人を大切にしなさい”
今回そんな厳しい指導をされたわけでは全くないのですが(笑)、真剣に相談に乗ってくださり、大局的な視点でいろいろとご助言を頂きました。この場をもって改めて心より感謝申し上げます。
一緒に学びを共にしてくれている同志の皆さん、本当にいつもありがとうございます!!