「松下幸之助と「新しい人間観」の提唱」第25回松南志塾_綜學勉強会を開催しました!
2023/12/30
本学勉強
こんにちは、松南志塾の松葉です。
松南志塾のOB・OGである豊嶋(インターン7期)と松葉(インターン11期)で、「綜學勉強会」を学生や20代の方向けに、月に1回のペースで開催しております。
この勉強会の開催の背景・目的として、現在豊嶋と松葉が綜學院(東京・京都)で月に1回林英臣先生のもとで、松南志塾の原点でもある「綜學」を自主的に学んでいるのですが、そこでの学びや、自分たちが得た気づき等を、学生や20代の若い世代の方々に対して自分のことばでお伝えし、一緒に未来や社会を良くするために切磋琢磨し合いたい!!という思いからです。
そして2023年12月23日(土)に第25回目を開催しましたので、
簡単にご報告です。
(今回は主催者含め3名で開催いたしました。
ご参加ありがとうございました!)
さて、今回のテーマは「松下幸之助と「新しい人間観」の提唱」です。
松下さんは、みなさんご存じの通り偉大な経営者であるとともに
社会活動家であり、思想家でもあります。
「人間は崇高にして偉大な存在である」という言葉は有名ですが、
人間という存在を大肯定した方です。
今回は、思想家としての松下さんに着目し
著書である「新しい人間観の提唱」を読んでいきました。
その冒頭を簡単にまとめますと、
・宇宙は常に生成発展していること
・宇宙の持っている力をますます開発するところに人間の役割があること
・その天命を悟っていないところに問題があり、
気づくためにも衆知を集め、衆知によって生きていこう
等の内容が書かれております。
こちらの内容について、参加者ともディスカッションをしましたが、
古事記と同じように、人間を語るにあたり、
「宇宙から入っている」ところがポイントだと感じます。
この宇宙に、言葉を操る我々人間が生まれたこと。
これは偶然ではなく、必然であって、意味がある。
この意味と向き合い、日々どう生きるべきかを自分に問うことの大切さを
改めて考えさせられる内容でした。
次回も引き続き、松下幸之助さんを学んでいく予定です。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。