文明法則史学を学び志に磨きをかけよう!@志士かまくら2022.08
2022/08/28
志士かまくら
こんにちは、松南志塾の豊嶋です。
先日8月21日(日)10時~12時で3回目の志士かまくら(略して「ししかま」)を開催いたしました。
今回は、いつも参加している女性3名が来てくれました。本当に学問に熱心な3名で将来が楽しみです!また鎌倉市の松尾市長もお越しくださいました。
素晴らしい方々と共に切磋琢磨できること、本当にうれしい気持ちで一杯です!
今回の勉強会のテーマは、
1.文明法則史学を学び、志の必要性を知ること
2.原大本徹を深め合うこと
でした。
なお、志士かまくらでは、楽しく学びながらも、「学問道場」として真剣に学び合う場ですので、
「よろしくお願いします!」の挨拶からスタートします。
まず初めに、「志士かまくら」に参加する上で大切にしたい「7つの約束」をみんなで共有し合いました。
①知行合一(気づきと置き換えの「実践」)
②常に謙虚に。
③何事も肯定から入ろう。
④切磋琢磨。お互いの成長を目指そう!
⑤尊敬と感謝の気持ちを持とう。
⑥目配り・気配り・心配り。
⑦自発的に求め、みんなで場を創ろう。
1つ1つはシンプルですし、頭では理解できますが、シンプルなことを常日頃から当たり前のように実践するのが難しいですよね。
まずは頭に入れながら、みんなで実践していきたいなと改めて感じました。
文明法則史学-世界編-
次に、本日の本題である「文明法則史学」について、みんなで学んでいきました。
「文明法則史学」は、林英臣先生の師匠の「村山節(むらやまみさお)」先生が基礎を確立・提唱なされました。
不思議なご縁ですが、なんと実はこの文明法則史学は、村山先生が故郷を離れて鎌倉に住んでいた頃、鶴岡八幡宮近辺を散歩していた際に、『歴史は直線の分析から始まる』とのインスピレーションが空から降ってきて研究、確立なさったものです。
この文明法則史学の原点ともいえる鎌倉の地で、文明法則史学のお話ができること、本当に不思議だなあと実感するとととに、ご縁に感謝の気持ちで一杯です。
この文明法則史学の研究によれば、世界は西洋文明と、東洋文明に大きく2つグループに分かれているということが分かり、また、それぞれが栄える時期は800年周期で循環することが分かってきました。
今回の勉強会では、それぞれの文明の興隆(紀元前2800年頃の東洋のシュメール文明~現在の西洋文明まで)を、歴史をひも解きながら見ていきました!
1年前にもオンラインの綜學勉強会でお話しているので、細かい内容につきましては当時のブログをご覧ください。➾https://bit.ly/3PZV3Em
この文明法則史学によって、過去の東洋・西洋文明の盛衰を盛衰を学ぶことで、以下の3つの効果があるのではないかと自分は考えています。
①自分の人生、自然現象、国家、文明など全てに波があると掴むことができる。
②これからの未来はどうなるのかという大局観を養うことができる。
②今が800年に1度の文明交代の激動期であることを知り、志の重要性に気づくことができる。
③を補足しますと、これからの世界、日本がどうなっていくのか見出せないと志の必要性も分からないと思います。
安定した時代であれば、志はあまり必要ないかもしれませんが、今は世界中が大混乱に陥る800年に1度の文明交代期です。特に2025年~2050年は最激変期になると考えられています。
こういう時代に生きていることを知って、1人1人が志の重要性に気づき、また日々志に磨きをかけて貰えたらなと感じております。
2回目の原大本徹発表
この文明法則史学を学んだあとは、2回目の原大本徹の発表となりました。
今回の発表に至る前に1人1人オンラインで個別面談を実施しました。前回よりもみなさん内容がスッキリとしてきました!!
一方、志と、その元となる種(原点)が明確になってきた人、まだまだ志が不明確で悩んでいる人、多種多様です。
この自然界に完全に同じものは2つとありません。(人が作った工業製品であれば、同じ仕様・規格かもしれませんが、例えば小さなネジであっても、使われる場所・使われるタイミングが違えば、「完全に同じもの」というものはこの世にほとんどないのではないかと考えています)
自分は観葉植物のガジュマル、パキラ、キングバンブーを育てていますが、個性バラバラで水のやる頻度、日光・風の好き嫌い、それによる成長スピードも違います。(笑) すくすく問題なく成長しているガジュマル。少し枯れながらも、復活を遂げてきたキングバンブー。
人間も、その自然界の一部であり、当然みんな原点も志もバラバラ、成長スピードもバラバラです。それが普通であり自然なことだと思います。
なので、他と比べて落ち込んだり、焦る必要も一切なく、ただ己の内面、自身の成長に向き合うだけで良いのかなと思います。
また、取り組んでいると、良く分からなくなって、最初よりもゴチャゴチャになってしまう人も今後出てくるかもしれません。
昨日の自分よりも、進んでいない、むしろ逆戻りしてしまった、みたいに感じることもあるかもしれません。
ですが、文明法則史学で学んだように自然界には波があります。春夏秋冬、海の波、心電図、呼吸、砂漠にできる風紋。
また人間にも波があります。
陰があって陽があり、暗い冬があって、春・夏、実りの秋を迎えることにもなります。屈むからジャンプすることもできます。
全ては繋がっていて、全てに意味があります。
自分に興る過去も今もすべて肯定して、原大本徹に向き合ってもらえたらなあと思います。(^^)
最後になりますが、3名の参加者の皆さんから、今後自主的に日本文化に触れる企画をしたい!着物を着てみたい!という声も出ていました!
少しずつ参加者の皆さん1人1人が自主的に学びを得るような場になることを期待しています!!
次回は9月11日(日)9時~12時(坐禅9時~10時含む)を予定しています!興味のある方は是非ご参加ください!