原大本徹をつくる!!@志士かまくら2022.06
2022/06/30
志士かまくら
こんにちは、松南志塾の豊嶋です!!
2022年5月~、10代、20代の志を持った方を育み、切磋琢磨し合う学び舎『志士かまくら』をスタートさせております。
開催に至った経緯、趣旨・目的は1回目のブログに記載しておりますので、ぜひご覧ください(^^)/
そして、2022年6月12日(日)10時~12時に2回目を開催しました!
今回は、女性3名の参加でした!成長意欲・社会貢献欲を持ち、エネルギーに満ち溢れており、非常に頼もしい皆さんです!
今回のテーマは、『志を立てる』ということで、林英臣先生が確立し、松南志塾の原点ともいえる『原大本徹』を作成&発表頂きました。
原大本徹とは、自分の人生を一本の『木』になぞらえながら、志を確立していく立志メソッドとなります。
自然界には完全に同じものは2つありません。人間も同様で、1人1人ご先祖や、両親、生立ち、環境、それらに基づく個性・長所も違ってきます。
ですので、1人1人、自分の人生・過去に向き合い、そこに自分の人生の核となる種(原点)を見出して、その種から木を打ち立てていきます。他の人とは違う、自分だけの人生を歩んでいきます。
志があれば、何か生きていく中で、困難なことが起きた時や、危機的な状況に陥った際にも、それを拠り所として、ブレずに一歩一歩、時には後ろに下がることもあるかもしれませんが、前に進んでいくことができます。
志とは、車で例えるならばエンジンのようなものかもしれません。
コマで例えるならば、中心の軸であり、それがあるからコマが回る。多少風が吹いても、遠心力によって、そのまま回り続けることができます。
今は、激動の時代です。世界を取り巻く環境は早く、志や軸がないと一気に飲み込まれてしまいます。
このような時代だからそ、困難なことや、例え風が吹いたとしても、ブレずに生きていけるように志をしっかりと持っておくことが重要だと考えています。
前置きが長くなりました。志について書こうと思うと熱くなり、もっと長々してしまうので、この辺で前置きは辞めます、(笑)
で、3名の方々に原大本徹の発表をしていただきました。
志士かまくらでは、参加者が学び取ってほしい、自ら気づきを得てほしい、参加者同士で深め合ってほしい、絆をつくってほしいと思っています。主催者主導は極力減らしたいなと思っています。
ですので、まずは作ってきた原大本徹の発表をして頂いた後に、
①原大本徹を作ってみた感想を述べてもらう
②どういう点が難しかったか、課題は何か、何を学びたいのか述べてもらう
③ほかの参加者にコメントを求める&ほかの参加者がコメントを述べる
④最後に主催者がコメントする
という形でやりました。これが正解か良く分かりませんが、1人1人にとって何がベストなのか、どういうより善い場を提供・作っていけるのかを模索していきます。
1人1人の内容の名言は避けますが、それぞれが本当に素晴らしい人生の種を持っています。また、ぼんやりとですが、志の輪郭も見えていたようでした!
中々難しかったと思いますが、自分も最初に原大本徹に取り組んだのは、23歳の頃。今の参加者たちと同じ年齢の頃です。その時は、びっくりするくらい全然まともなものは作れませんでした。(笑)
が、毎日自分と向き合い、南出さんや仲間、先輩に指導をしてもらって、少しずつ形になっていきました。
更に、大学を卒業をした後、今でも原大本徹に向き合い、アップデートをしている状況です。
志は立てて終わりではなく、日々磨き続けることが大事です。武道の稽古のような、刀を磨くような、そういうものが志なんだと感じています。
今回参加してくれた3名の方は、成長意欲・社会に対する貢献意欲が旺盛なので、必ず光明が差すと確信いたしました!
真に志を立てるためには、内省だけでは不十分で、人生体験・学問(哲学・思想)が必要不可欠になります。特に、学問(哲学・思想)の部分は、綜學(知:文明法則史学。情:国学・大和言葉、意:東洋思想・武士道etc)をベースとして、お伝えしていきます。
志士かまくらに参加することで、志を立て、志に生き、そして志を磨き続けるような人生をともに歩んでいけたらなと感じています。
自分もまだまだ甘いので、成長し続けていきます!
次回は、7月10日(日)9時~、8月21日(日)9時~開催いたします。
なお、開催場所が、鎌倉のお寺(禅居院)になりますので、勉強会の前に坐禅を行います。(9時~10時)
ぜひ興味のある若い方、ぜひ坐禅・及び勉強会にご参加下さい~!
お読みいただきありがとうございました(^^)