6月こども論語塾〜天命を知ろう!〜
2021/06/17
論語塾
田植えの季節がやってきました。
昨年7月にこども食育イベントに出演していただいた中道農園さんでも、あの広大な農園で田植えが行われています。
昨年7月に行われたこども食育イベントの様子はこちら
これから秋の収穫にかけて、稲がどんどんと成長していく様子が見れると思うと楽しみです。
さて、6/13(日)はこども論語塾を開催しました!
講師はディズニーが大好き竹内太司朗先生です。今日もオラフのTシャツを着て参加してくださいました!
そして今回は、中学1年生の大黒寧々さんが、アシスタントデビューを飾りました。
中学生アシスタントの大黒さんに素読をしてもらったのは、この言葉です。
「君子に三畏有り。天命を畏れ、大人を畏れ、聖人の言を畏る」
畏れるとは・・・
天命とは・・・
大人とは・・・
聖人とは・・・
これらの意味を理解するのは難しかったと思いますが、
一つ一つ、しっかり自分で調べて他の参加者に丁寧に説明をしていました。
自分の天命とは何でしょうか。
論語塾の中では、竹内先生が子どもたちにこう問いかけました。
今回参加してくれた子どもたちは、これから様々な経験をして、この天命を見つけていくことになると思います。
すぐに見つけることができる子もいれば、時間のかかる子もいるでしょう。
長い人生を考えれば見つけることに時間がかかるのは問題ではなく、それよりも真の天命を見つけることがとても重要です。
そのためには、一人ひとりが自分自身に問い続け、過去の恩恵に感謝し、希望を持って未来に向かって歩んでいくことが大切です。
私たち松南志塾では、多くの子どもたちが自分の天命を見つけられるように支えていきます。
論語塾の中では、竹内先生からウッドショックについて話がありました。
今は世界的な社会問題となっている木材不足。コロナ禍によってさらに日本に輸入される木の量が減っているようです。
日本では、第一次産業全体として後継者不足という問題があります。木があるのに、林業の担い手が減っているのです。
こういった社会問題を解決することが天命だと考えて、世の中のために動き出す子どもたちが増えてほしいと願っています。
論語塾が終わった後には、参加してくれていた中学1年生の勉強の悩みを聞きました。
塾講師の経験もある竹内先生にも聞いていただきました。
・中間テストで思ったほど点数が取れなかった
・課題ができない
・塾に行きたい
学校の教室の中ではどうしても競争の原理が働いてしまうと思います。
周りに比べて点数が低ければ、そればかりに気が向いてしまうのもわかります。
しかし、定期テストの目的は日頃の授業をしっかり理解できているかの確認です。
授業で先生の話をしっかり聞けているのか、どこが自分は理解できていないのかなど、テストをきっかけに、振り返りをすることが大切。
中学1年生の最初のテストで、壁にぶち当たったのを好機と捉えるか否か、期待しています。
次回は8/8(日)に行います。
初めての方も、継続してご参加いただいてる方も、お待ちしております!