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中学生のセンスが光る ~「私たちが生きる未来を考える」ディスカッション~


2020/06/29

ニュース

隔週で実施している「私たちが生きる未来を考える」ディスカッション
  

学校が再開してそれぞれの日常が動き出したからか、
今回の参加は中学1年生2名でしたが、少人数には少人数の良さがあります。
  

大学生や高校生が居たときには発言をためらいがちだった中学1年生が、
自分の考えをどんどん言葉にしていきます。

 

今回のテーマは、「誹謗中傷」についてでした。

 

誹謗中傷が原因で人の命が亡くなってしまうという悲しい出来事があったから、
このテーマについて考えたいとのリクエスト。
  
————————————————————–
・「誹謗」と「中傷」の違い
・「誹謗中傷」と「批判」の違い
・自分が体験した/身近で見聞きした「誹謗中傷」
・「誹謗中傷は良くない。でも無くなることはないと思う」
・「ゼロにはならないと思うけど、少なくすることが大事。そのために何が出来るか」
・「そもそも、誹謗中傷をする人ってどういう気持ち?された人はどういう気持ち?」
・「いくら勉強ができても、思慮分別がある心を持っていないと意味がない」
————————————————————–
という話が出ました。
    

「コロナ禍で『三密を避けよう』がキーフレーズになったけど、
その昔、『三密』と言えば空海が言った『身密・口密・意密』だったことを考えると
育てるべきは頭の前に心、心の前に身体かも」

なんていう話も。

 

「誹謗中傷」は少なからず昔からあっただろうけれど、
スマートフォンやSNSなど科学技術の発達によって、影響力が格段に増したのではないか。
一方で、そういったものに頼って生活することで失ってきたものも多くあるのではないか。

   
その「失ってきたもの」に焦点を当ててもう少し考えたい、ということで
それが次回のテーマとなりました。

 

 

子供たちに備わっている感性には、毎回感嘆するばかりです。

 

この感性が曇ることなく、すくすくと育っていきますように。

 

次回は、オンラインを抜け出して、顔を合わせて開催しようと計画中です。
子供たちの感性に触れてみたい大人の皆さんもどうぞ!

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