10代の感性が輝く時間 ~「私たちが生きる未来を考える」ディスカッション~
2020/05/31
ニュース
「私たちが生きる未来を考える」オープンディスカッションは、
ゴールデンウィークに実施したキックオフから数えて、早くも3回目となりました。
今回も10代6人が参加。
テーマは「人間の幸せとは何か」でした。
3人ずつ2グループに分かれて話し合いましたが、
どちらのグループでも「本当の幸せとは」という言葉が出ていました。
物質の所有や消費が幸せのように言われたりするけれど、
それって「本当の幸せ」ではないんじゃないか?
人間には怒りや悲しみのような負の感情もある。
あたかも「幸せに生きることが全て」のように捉えてしまって、
人間が持っている幸せ以外の感情に目を向けなくなってしまったら
そこに「本当の幸せ」は無いんじゃないか?
どちらも中学生が自分の頭で考えた結果、出てきた言葉です。
大人は「お口チャック」で、ただただ見守ります。
正解も不正解もない大きな問いに対して
自分で考えたことを発言し、仲間の考えに耳を傾ける。
そんな様子を見ていると、この時間そのものがとても尊く感じます。
こういう若者たちの存在が未来の希望であるし、
この子たちが持っている純粋な感性が真っ直ぐに伸びていくような環境づくりをすることが
大人の役割であると、切に感じます。
そんな想いを伝えたくて、冒頭でオバマ前アメリカ大統領のメッセージ動画を一緒に観ました。
多くの若者と、そして多くの大人と、共有したいメッセージです。
【高校を卒業する君たちへ:オバマ前米大統領からのメッセージ】
「私たちの言う事は聞かなくても良い」。オバマ・バラク前米大統領が、コロナ危機で卒業式に参加できない全米の高校生たちにメッセージを送った。 pic.twitter.com/q1ezdcBLg1— Brut Japan (@brutjapan) May 19, 2020
明日(6月1日)から多くの小中・高校で休校措置が解除となり、学校が再開になります。
3カ月間の休校によって「学校に通えることの有り難味がわかった」「自分の考え方が変わった」と述べた中学生もいました。
この経験を自分のプラスに変えて、成長してくれることと信じています。
学校が再開しても、このディスカッションは続けたいと言ってくれたので
次回は6月14日(日)に開催します。
途中からでも問題なく参加できますので、興味のある13~18歳の皆さんはぜひご参加ください。
新しい未来の希望に出会えることを楽しみにしています。