「中学生が未来について考えるディスカッション 」を開催しました!
2020/05/06
ニュース
ゴールデンウィーク最終日は、「中学生編」です♪
大学生と同じ内容で、泉大津市在住の中学生4人がディスカッションしました!
今回もまずは自己紹介から。
全員、「日本のチェンジメーカー」の中で南出市長が執筆した部分は事前に読んでいたので、
感想や質問をシェアすることから始めました。
中には、新型コロナウイルス感染拡大が泉大津の市政にどのような影響を及ぼしているのか
という視点での質問も出たりして、中学生の感性の高さを改めて感じました。
特に、今回参加してくれた4人は全員、小学生の頃から松南志塾の活動に触れてきてくれただけあって、
これまで過ごしてきた時間が、着実に身に付いていることを感じました。
やはり、幼少期からの積み重ねは大きいですね。
人が育つというのは一朝一夕に成し得るものではありません。
さて、今回の勉強会は「私たちが生きる未来を考える」がテーマです。
ディスカッションを始める前に、
いま、私たちはどんな時代を生きているんだっけ?
ということを、1枚の絵からみんなで一緒に考え紐解いていきました。
初めて見る絵に、一瞬固まる子供たち…(笑)
しかし、それぞれが気づいたことをシェアした結果、
● 西洋文明と東洋文明は繁栄と衰退を交互に繰り返している
● それはだいたい800年周期らしい
● 文明が入れ替わる時には人が移動している
● 今はちょうどその入れ替わる期間
● 前の転換期(1200年頃)、日本は鎌倉時代になって武士が政治をするようになった
という解釈ができました。(素晴らしい!!)
「今のコロナだって、人の移動が変わってきてるよね?」という発想から、
ダメージを受けている産業は何か?逆にこれから発展しそうなのは何か?など話し合ううちに、
社会の出来事は全部【つながっている】ということが実感として持てたようです。
そこで、ディスカッションに突入。あらかじめ3つのテーマを設けていました。
1つめ、「自分たちが生きる未来をどんな世の中にしたいか」
2つめ、「そんな世の中を実現するために何が大切だと思うか」
3つめ、「そのために自分は何をするか」
数日前の大学生のディスカッションにも負けない、とても良い意見交換がなされました。
余計な情報や知識を持ち合わせていない分、ストレートに本質的なことを言ってくれます。
むしろ大人は、着膨れした脳みそを一旦軽くするために、
中学生に学んだほうが良いのでは、と思うぐらいでした(笑)
2つめのディスカッションテーマとして「行動することが大切」というのが全員の結論として出たので、
最後は自分が行動することを決めて発表し、勉強会を終了しました。
今後のリクエストも出してくれ、
「具体的なテーマで社会の連鎖を考えて、どうやったら自分たちが作りたい未来*ができるかを考えたい」
という意見もあったので、今後また企画してみたいと思います。
*ディスカッションテーマ1の中で「争いのない世界」「お互いの違いを尊重して差別のない社会」という意見が出ていました。