第1回子ども商店全国サミット2019 in泉大津
2019/11/03
ニュース
こんにちは。松南志塾5期生の山崎です!
11月2日(土)に、こども社長たちの姿を一目見ようと、そしてこの動きを大きく拡げようと全国各地から人々が集う子ども商店全国サミットが開かれました🇯🇵
協賛企業様にご協力いただき、こども社長たち自らバルーンの飾りつけも行いました🎈✨
この日のために社長たちは資金集めにも奔走。たくさんの方々にご支援をいただいて実現しました🙇♀️
【子ども商店プロジェクト】は、松南志塾で毎月開催している【こども論語塾】と両輪を成す、これからの時代を生き抜くためのチカラを養うためのプロジェクトです。まさに「論語と算盤」を目指しています👍(こども論語塾の詳細はこちらから。かつての偉人を育てた日本の教育「素読」)
このサミットに登壇してくれた子ども社長たちは、約2年本格的な経営ゲームを何度も繰り返し学び、実際にイベントで数回出店しています🥤🍿
(過去の経営ゲームの様子)
(過去の出店の様子)
サミットでは、
小学4年生から中学1年生のこども社長たちが、一緒にここまで歩んできたたくらみ屋の皆さまのサポートのもと、堂々とした姿でスピーチし、フロアからのあらゆる質問にも自分の言葉でしっかりと応えていきました🎤✨
👨🦰「世の中を良くするためには、何が大切だと思いますか?」
👦🏻「人を思いやる気持ちだと思います。」
👨🏻「上手く経営するために必要なことは?」
👦🏻「働く人も楽しくて嫌な思いをせず、お客さんにも喜んでもらえることだと思います。」
👧🏻「小学2年生ですが、私も社長になれますか?」
👦🏻「経営ゲームで学べば、誰でも社長になれます。」
私はこのプロジェクトにはじめから関われていたわけではないのですが、1回の経営ゲームでも、1回の出店でも毎回必ず社長たちの言葉や行動に成長を感じていました。
(出店後の決算を行うこども社長の様子。大人でもなかなか難しいです…🤢)
(出店後に道路の掃除をするこども社長たち。使わせてもらう場所に対する感謝も示します😲)
そんな常に前進し続ける彼らが、今度はキリッと凛々しい姿で100名近くの大人の前で堂々と自分の言葉を伝えていました。じんわりと熱い気持ちがこみ上げます。
そして、ずーーーーっと子どもたちを「お口チャック」で見守り続ける保護者の皆さまのご登壇。
大人も成長できるんだという気付き。
保護者の方々の苦悩や葛藤も常々お聞きしていました。親子だから言い合えること、親子だから伝わらないこと、、黙って見守る難しさ…。
(写真は保護会の様子)
そして、チョコバナナだらけになったキッチン。。笑
(大人はお口チャック🤭こども同士で教え合う様子。)
このお母さんたちがどれだけすごいか。子どもに向き合う根気強さはもちろん、大人になっても親になってもご自身を更新し続けておられる姿勢に感服です。
自分が親になったらと思うとこんな風に強くいられる自信は到底ありませんが、文字通り親子で学び成長するこの光景を自分の家庭で再現したいと強く思います👊🏻
泉大津市長であり、松南志塾代表の南出は、商工会議所の会頭様、グローフーズ株式会社の社長様とともに、子ども社長たちの発表を受けてのパネルディスカッションに臨みました。司会を務めたのは副代表の岩田です。
最後には、ファーストスタディ日本語学校の校長先生、桃山学院大学の副学長様からも子どもたちへお言葉をいただきました。
泉大津の歴史からこの「地」の持つチカラや
これからの可能性のお話。
そして子ども社長たちが話している内容がもうすでに実際の経営者の考え方になっていることを脅威に感じておられるという社長のお話…
前例が役に立たなくなってくる令和を生きる上で、自分で考え行動できる人間を増やすことができる土壌を創るというお話。
日本が世界からバカにされ続けないために、何をしなくてはいけないかを聞いている子ども社長たちの後ろ姿は真剣そのものでした。
「やりたい💁🏻♀️」と言うこどもたち、
「チャレンジを見守る」大人たち、
「受け入れてくださる」地域の方々、
この全てがあってこそこどもたちが一歩踏み出してさらにさらにと進んでいける。
泉大津はそんな稀有なまち。そして多くの人に支えられてこそ活動できる。
それは私たち松南志塾の卒業生にもよくよく通じており、このまちで育てていただけたことが当たり前ではないことを思い、改めて感謝です👏🏻✨
さて、松南志塾生も子ども社長たちに負けてはいられません😨