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京都綜學大会に参加


2019/11/02

スタッフブログ

こんにちは、松南志塾7期生の豊嶋です。(^^)

 

普段ブログを更新している吉田の同期です。

 

ブログ更新初登場ですので、お手柔らかにお願いします。(笑)

 

10月27日(日)に京都の泉涌寺にて開催されました、

 

「京都綜學大会」

 

に参加してまいりました。

 

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私は普段東京に住んでおり、前日は松南泊のお披露目パーティーに参加、そのままそこで一泊し、翌朝京都に向かいました。

 

京都綜學大会とは、林英臣先生が提唱された、

 

「綜學」

 

について、登壇者や参加者の方々と共に学びあう場となっています。

 

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この「綜學」とは、

 

「知」としての文明法則史

「情」としての大和言葉

「意」としての東洋思想

 

に分けられます。

 

それらを綜合的に学ぶ事により、日本人としての原点を見つめなおし、尚且つ、大局を俯瞰し、日本や世界の将来を担う志高い日本人を育てる学問になります。

 

詳細な内容については、「綜學」入門-部分観から全体感へ(http://www.hayashi-hideomi.com/books)の本をご覧ください。

 

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今回のブログでは、

 

「知」としての文明法則史学

 

に関する学びをお伝えするとともに、そこから感じたことを書きたいなと思います。

 

※丸1日の濃い学びすべて書くと、ブログが結構な分量になりそうでしたのでご容赦ください。(笑)

 

文明法則史学とは、

 

「西洋と東洋の歴史が示す盛衰パターンの共通性を明らかにしようとする歴史学」

 

になります。

 

ポイントを整理していきますと、文明や国家には盛衰パターンがあります。

 

まず文明については、西洋と東洋文明は800年ごとで低調期と高調期が入れ替り、

 

「1975年~2075年」

 

の100年間が、西洋と東洋文明の入れ替わりの時期、つまりは大激動時期にあたります。

 

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次に、国家については、200年~300年ごとで盛衰パターンが見られ、その1つのサイクルをSS(社会秩序)と呼んでいます。

 

現在の日本は「近代SS(1868年の明治維新~戦後の1945年頃まで)」に含まれており、戦後から2019年の今に至るまでは衰退期にあたります。

 

つまりは、

 

西洋文明が終わりを迎え、世界は大激動時代に差し掛かっている

また同時に日本も衰退の時期にある

 

ということになります。

 

これからの世界は東洋文明の時代。

 

ですが、その新しい東洋文明を作り、世界を引っ張っていくためには、まず日本が衰退から脱して新しい国家づくりを進める必要があります。

 

日本は世界の中でも、

 

「AND的な共生の発想」

 

が得意な民族です。

 

例えば神道の時代に仏教が伝来した際は、「神道か仏教か」のOR的な排他的発想にはならず、上手く共生や調和が図られました。

 

ですので、今までの西洋思想や西洋経済は取り入れつつも、共生や調和を図りながら、新しい東洋思想や東洋経済を世界にもたらすことが求められます。

 

従来の西洋経済は私益膨張型資本主義でした。

 

基本的には、個人主義・合理主義の考えが西洋的な発想です。

 

ですが、これからは、例えば論語の精神を基にしたような、

 

「公益資本主義」

 

の考え方を日本国内で浸透させて、世界にもたらすことが重要かもしれません。

 

自分や自社だけが良いのではなく、周りの人や地域や国や世界全てにとって良くなるような、そんな公益資本主義。

 

三方良し、四方良し、五方良し、六方良し。

 

相手や地域や国や世界との共生や調和を考えていくような、新しい世の中を作らないといけないなと感じました。

 

そこにこそ日本人や日本としての役割がある。

 

また、このような考え方は、渋沢栄一さんの、

 

「論語と算盤」

 

に通じるものがあります。

 

このような「綜學」の考え方や、「論語と算盤」のような考え方、つまりは他者との競争よりもむしろ、

 

「共創」

 

や、

 

「共生」

 

といった考え方を大事にして、松南志塾としては「論語塾」や「子ども商店」といった様々な活動を地道に続けいかないといけないなと改めて思いました。

 

凄く学びの深い良い1日でした。(^^)

 

貴重な学びの場を提供いただきありがとうございました!!

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