農業研修での二つの学び
2018/03/05
研修・講演
こんにちは!
松南志塾15期生の中田貴也です。
先日3/1から3/3にかけて3日間淡路島のビオアグリさんで研修を行ってきました。
ビオアグリさんは人を良くする「食」の実現を理念に淡路島で自然栽培(無肥料、無農薬で自然の力だけで野菜を作る方法)によって作った野菜を全国に届けている会社です。
また今回は南出市長のつながりで福岡のスポーツガーデンさんより2名の方が出発の前夜からご一緒させて頂き共に学ばせて頂きました。
今回はこの研修の中で学んだことをこの場をお借りしてアウトプットさせて頂きます。
私が今回の研修で学んだことは
・本氣で学ぶこととはどういうことか
・対話をすることの大切さ
です。
この研修では午前中は農業実習、午後は座学という流れで行われました。
農業実習では参加した5人で2時間以内に畝を1つ作るという課題が与えられ、全員でとりかかりました。
あまり一緒に居たことの無いメンバーであることと、やったことの無い作業でコミュニケーションも上手くとれず、やり方もわからず、かなり苦戦してぎりぎり2時間以内に完成しました。
出来上がった畝は、本来まっすぐにする必要がありますが曲がっていてとても満足のいくものではありませんでした。
その後の座学で
「なぜ」畝を作っているのか、
「なぜ」上手くいかなかったのか
その日の結果から考え、ビオアグリ園長の柏木さんのお話を聴き私は大きく2つのことを学びました。
それが
・本氣で学ぶこととはどういうことか
・対話をすることの大切さ
です。
本氣で学ぶとは人から教わったことを実践し、試行錯誤しながら身につけ、またそれを人に伝えること。
人が自分の命である時間を使って教えてくれたことは無駄にしてはいけないと心から思いました。
それから、対話をすることで
その人は
どういうときに動くのか
どういうときに満たされるのか
を知ることができ、その人と仕事をして最高の結果を出していけるようになる。
そのために対話は本当に重要であることを学びました。
私達は次の日も同じ課題をしたのですが、
対話が増えたことと、分からないところを積極的に聴き学ぶことで作業を前日の2/3の時間で終わらせることができ、更に余った時間でジャガイモを植えることも出来ました。
もちろん畝もまっすぐに出来たのですが、新たな課題も色々とでてきて、学び、改善はひたすらに続いていくものだということも学びました。
話は少し変わりますが、今回の研修では毎回昼食は作業した畑の近くの景色が良い場所でカレーを頂きました。
他にもビオアグリさんの野菜を生や、焼いて、いただくことができ、景色も最高で、とても幸せな時間でした。
自然に対する感謝の気持ちも自然と湧いてきました。
今回の研修では本当の意味で学ぶことがたくさんあり、このような機会を下さったビオアグリの皆さんに心から感謝を申し上げます。
今回は以上です。最後まで読んで下さりありがとうございました!