暮らしを支える「興徳グループ」を訪問させていただきました!!
2017/09/11
インターン
こんにちは!松南志塾9期生の影山です。
先日、岸和田市にある興徳グループ様を訪問させていただきました!!
興徳グループは、産業廃棄物の中間処理の業界おいて、
「世界の環境保全に貢献する」という理念のもと、地球環境を守り人々の安心、安全な暮らしを支える会社であり、まさに縁の下の力持ちのような会社です。
工場内を見てまわり、産業廃棄物の有害な液体が無害にされていくプロセスを見させていただきました。
(※工場内は撮影禁止ですが、今回は特別に掲載許可を頂きました。無断転載は固くお断り致します。)
その際、廃棄物の液体や独特の匂いにも触れました。
この仕事は、経済や産業が循環するためには欠かせない重要な役割を果たしており、社員の方々も、それぞれ使命感を持ってやる気に溢れておられました。
我々の生活が成り立っているのは、裏でこのような役割をしてくれている人の支えがあるからなのだと実感しました。
このような人の存在、生活を支えている裏の実態を知り、日常生活で立ち止まって感謝する機会が増えていくと、心豊かに生きることができるのではないかと思います。
同時に、業界としての課題にも触れました。
日本の産業廃棄物処理業界は、1960-70年代に高度経済成長、工業需要のピークを迎えた時を境に、産業廃棄物総量の減少による淘汰と、他業界からの参入で大規模な再編が起こっており、
今後は成長市場を求め海外展開が加速していく見通しのようです。
そこには、やはり日本が抱えている問題が根本にありました。
日本の人口はこれからどんどん減っていき、国内外の企業から見て、日本はマーケットとして見られるのか?
そのような中で、私たちは何ができるのでしょうか?
業界や社会の現状を知り、将来を見通せば自分のやるべきことが見えてくるはずです。
ゆっくりしていられません!
今後も学び続けていこうと思います。
また、興徳グループさんも来年就職活動をする学生4名をインターン生として受け入れておられ、私たちも彼らに工場内を案内していただいたり、意見交換もさせていただきました。
難しい業界知識や処理プロセスを覚えていて、それを分かりやすく説明してくださり、勉強熱心で、意見交換では、同世代だからこそ分かり合える話も多くありました。
その裏には産業廃棄物業界のマイナスなイメージがあり、それを払拭したいという社員の方々の思いがありました。
工場内を見させていただく中、社会的な使命は果たしつつも、社内の雰囲気はとても明るく、労働環境は私がイメージするものとは違っていました。
入社する動機は様々ですが、「採用側が責任を持って人を育てる」思いが強く、
研修で社会的使命や目的を見出した新入社員は、前向きに働くモチベーションを得るのだと感じました。
多くのことを学ばせていただきましたが、
このような機会を与えていただいた社員の皆様、インターン生の皆様に感謝申し上げます。