お知らせ

いざ松下村塾へ!志士かまくらで学ぶ同志と共に!2023.02


2023/03/06

志士かまくら

こんにちは、松南志塾の豊嶋です。

 

『志士かまくら』で学ぶ同志と共に、2023年2月24日(金)に山口県の松下村塾に行って参りました!ので、簡単に活動をご報告いたします!まずは、松陰神社に正式参拝。自分含め、同志合計3名で参拝させて頂きました。

 

その後、名誉宮司の上田様に、松下村塾のご案内と、特別に松下村塾の講義室の中に上がらせて頂きました。その後、2時間以上にも亘ってご講義を頂きました。

 

 

その中でも特に印象的・改めて大切にしようと感じたことは、

 

①易姓革命の連続である中国と違い、日本は神代以来万世一系の縦糸(歴史)が連続する稀有な国家であること、それを吉田松陰先生は何よりも尊んでおられたこと。

 

②人として、更には日本人としていかに生きるべきか、大和魂というものを吉田松陰先生はもの凄く大切にされていたこと。

 

です。

 

和魂洋才、和魂漢才という言葉がありますが、日本は他国からの技術・学問の導入は非常に寛容的な国民です。しかし、根幹となる魂、日本の心においては、必ず忘れてはいけないという気概を持っている国民だとも実感しました。

 

一方、今の日本を見渡した時に、自国の歴史・伝統・文化、信仰、また日本精神を誇りに思い、国家と共に生きる気概と気骨溢れる方々がかなり減ってきているように感じられます。(かくいう自分も吉田松陰先生、また幕末志士の方々に比べると全くもって現状一切及びません)

 

 

しかし、数が減っているとしても、日本・大和魂のDNAは絶対に消えることはありませんし、何があっても消してはいけません。

 

今回、改めて松下村塾を訪問させて頂き、吉田松陰先生の念子を受け継ぎ、日本改新、世界平和に自分の人生を使っていかなければならないと強く感じました。

 

その他、改めてにはなりますが、この世の中を変えていく上で大事なこと、核心は、やはり人財育成だと強く感じました。

 

明治の産業革命として世界遺産に登録されましたが、これらの産業革命が起こったのは、全て人の力によってこそ。この松下村塾の教育によって、それらが生み出されていったということがUNESCOから認められたと伺いました。

 

やはり人づくりなくして、英傑も生まれませんし、この国難は乗り越えられません。松南志塾・会社での活動を通じて、非常に地道ではありますが、少しでも国家の根幹たる有為な人物を育めるように尽力しようと思いました。

 

上田様、貴重なお時間を頂戴し、大変ありがたいご講義、誠に有難うございました!!

(最後に笑顔でパシャリ)

 

 

松下村塾見学後は、吉田松陰先生の生誕の地や、吉田松陰先生、杉家(実家の方々)、高杉晋作、久坂玄瑞等のお墓参りを致しました。

 

お線香をあげていた際、たまたまその場にいらっしゃった松陰先生のお墓を守る会の方(御年83歳!)から、色々お墓に関して懇切丁寧に教えを請うことができました。人口減少、若者の都市部流出、手入れの大変さ等も相まって、お墓を守る会の人数も年々減ってきており、また高齢化しているようでした。

 

更に、自分たちの町の偉人であるにも関わらず、萩市からの援助等も一切ない状態で、守る会のボランティアがほとんどお墓の手入れ、資金を担っている状態とのことでした。。。また、どこかのタイミングでお墓のお掃除に伺えればと思います。

 

 

そして、松陰先生のお墓参りの後に、藩主毛利氏の菩提寺である東光寺の見学を致しました。明治維新の頃、神仏習合➾神仏分離令に伴い、神社とお寺が切り離されることになりましたが、この東光寺は昔からの神仏習合の形式が残されている珍しい場所です。

 

 

神と仏が調和した素晴らしい風景・善なるエネルギーを感じることができました。

その後は、近くの漁港で美味しい海鮮料理をみんなで食して(笑)、それぞれ解散しました。

 

 

非常に学び深い、また様々なエネルギーを感じることができた課外学習でした。

日本の歴史、伝統文化に係る名所等については、引き続き足を運んでいきたいと思います。

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