お知らせ

「立志メソッド原大本徹とは?」第2回 松南志塾_綜學勉強会を開催しました!


2021/05/23

本学勉強

こんにちは、松南志塾の豊嶋です!

 

松南志塾のOB・OGである豊嶋(インターン7期)と松葉(インターン11期)で、「綜學勉強会」を学生や20代の方向けに、月に1回のペースで開催することになりました。

 

この勉強会の開催の背景・目的として、現在私と松葉が綜學院(東京・京都)で月に1回林英臣先生のもとで、松南志塾の原点でもある「綜學」を自主的に学んでいるのですが、そこでの学びや、自分たちが得た気づき等を、学生や20代の若い世代の方々に対して自分のことばでお伝えし、一緒に未来や社会を良くするために切磋琢磨し合いたい!!という思いからです。

 

そして今回、5月22日(土)に第2回目を開催しました。

 

 

前回に引き続き、公務で大変ご多用の中、林英臣政経塾の松尾鎌倉市長にもご参加いただきました!(松尾市長大変お忙しい中、引き続きご参加いただきまして、ほんとうにありがとうございました!)

 

我々を含めて、社会人、大学生など総勢6名で開催することができました。

 

参加者がいらっしゃらなければ、切磋琢磨するための勉強会を開催することもできませんので、ご参加いただいた方にも感謝の気持ちでいっぱいです。(ご参加いただきました皆さん本当にありがとうございました!)

 

まず初めに、前回のおさらいとして、「綜學とはなにか?」ということを改めてお伝えさせて頂きました。

 

 

その後に、2回目のテーマである、「立志メソッド原大本徹とは?」ということで、原大本徹についてお伝えさせて頂きました。

 

・原大本徹とは、綜學の「知・情・意」の内、「意」の学問の中に含まれ、自分の意志、つまり志を固めるためのものである。自分の人生を、1本の木の「種」「根」「幹」「枝葉」に、置き換えて整理し、立志大成を実現する手法である。

 

・夢と志は違う。「夢」は叶うと自分の喜びにつながるもの。人から(あまり)応援されない。自分の代で終わる。一方、「志」は叶うと自分と周囲の喜びに繋がるもの。人からも応援され、また自分が亡くなった後も、その想いは「コトダマ」として、次世代に残り続けるものである。

 

・原大本徹は、「原点」、「大局」、「本気」、「徹底」の略である。

 

 

・「原点」とは、自分の「志」のきっかけになった出来事、出会いなどである。木でいうところの「種」である。チューリップの種から、一輪のヒマワリが咲かないように、自分の原点を明確にすることは非常に重要である。

 

・「大局」は、どこまで(例:自分、家族、地域、日本、世界など)を我がごとに思えるのか。例えば、プロ野球選手が、自分が稼ぐためだけに野球をやっている場合と、子ども達に夢や希望を与えるためにやっているのでは、大局の広がりが違う。

 

また、大局は横軸(空間軸=家族、地域、日本、世界)だけではなく、縦軸(時間軸=過去、未来)がある。過去のおかげで自分がある、未来のために今を生きるなどの広い視野もあれば、大局(我がごとに思える範囲)がどんどん広がった状態になる。

 

木も、根っこが地面の中で張り巡らされて広がれば、中々倒れなくなるように、人間も大局が広がれば広がるほど、志が簡単には折れない人になる。

 

・「本気」とは、志のことである。人生を懸けて何を行うのか?を定めていく。また、この志は、自分の「原点」から繋がっていなければならない。

 

・「徹底」とは、本気の志を実らせるため、諦めないための知恵や工夫のことである。

 

このような形で原大本徹をお話させて頂きました。

 

また、イメージがつきやすいように、今回は実例として豊嶋の原大本徹を発表させて頂きました。

 

 

参加者の方からは、  

 

『実例のお話をしてもらったことで、原大本徹とはどういうものか?を理解しやすかった』

 

とのコメントも頂きました。自分の発表もやってよかったです!!

 

また、

 

『自分が成すべきことを定めるには原点や、自分のルーツを辿ることが重要だと感じた』

『家系図作成に興味があったので、作成しようと思った』

 

といったお話もございました。少しでも綜學の学びから気づきを得て、みなさんの人生がより良いものになっていければと心から思っております。

 

最後に参加者の方からの質疑応答の時間で、

 

『原点の大事さは分かってけれども、過去につらい体験をした場合には、どうすればよいのか?』

 

との質問があり、松尾市長から、

 

『林先生も仰られるけれど、過去にあった事実は変えられないかもしれないけれど、過去にあった、その意味は変えられるよ』

 

と、優しく、前向きなお言葉を頂きました。質問された方も、納得されていたようで良かったです(^^)/

 

たしかに、みんな様々な過去を持っていると思います。全員が全員、ポジティブな体験や、良い出来事ばかりではないと思います。

 

でも、山あり谷ありそれが人生であり、それらすべての出来事に意味があり、ネガティブな側面からも目を背けずに、いかにして乗り越えて、受け入れて、自分を大肯定して、そして、未来にむけて歩みを進められるかが、人間としての成長であり、また人生の醍醐味なのかな?と、自分も聞きながら感じました。

 

このような形で、参加者のみなさんも色々学びがあったようで、無事に終えることができました(^^)/

 

次回は6月26日(土)10時~11時で開催しますので、学生(高校生・大学生)や、20代の方はご自由にご参加下さい。また、周りの方で興味関心がありそうな方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけ頂けますと幸いです。

 

我々もまだまだ勉強の途中で未熟者ですので、引き続き真摯に綜學を学び、自分の人間力を磨きながら、少しでも自分の言葉で人に伝えられるように精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

以上です。(^^♪

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