お知らせ

思いやりのある人ってどんな人?


2020/10/11

論語塾

みなさん、こんにちは!
今日は10月の論語塾でした、たくさんの人に参加して頂き有難うございました!



さて、早速ですが皆さんの周りにいる「思いやりのある人」はどんな人でしょうか。
今日の論語塾では畑中先生に「思いやりのある人」について教えて頂きました。
畑中先生、ありがとうございました。



参加者の子どもたちにも聞いてみましたよ。

  • ジャイアン!・・・確かに!笑 ジャイアンってのび太を助けてくれる時もありますよね・・・
  • 竈門炭治郎(鬼滅の刃の主人公)・・・今時!笑
  • 子どもらしい答えで面白かったです。
    果たして論語にはどんなことが書かれているのでしょうか。




    子曰わく、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動き、仁者は静かなり。知者は楽しみ仁者は壽(いのちなが)し。

    知者と仁者の風格について山と水にたとえて言えば、知者・賢人は海や川を好み、仁者・聖人は山を好む。
    知者・賢人は活動的、仁者・聖人は静止的。知者・賢人は積極的に楽しんで、仁者・聖人は冒険することなく天寿のままにつつがなく生きる。
    「壽」は「いのちながし」と読みます。しかし、文の意味は人の生き方のことですので、知者の「楽しむ」のに対して、仁者は、運命として与えられた寿命に静かに従う境地という生き方と解釈します。



    こんな深い言葉を中学生講師に教えてもらいました。彼は講師経験、2回目。
    論語塾で学んだ子供たちが中学生になったら、講師として教える側に回る、そんな良い循環を作っていきたいですね。


    休みの間には神嘗祭の話を畑中先生にして頂きました
    神嘗祭はその年の最初に収穫した稲穂「初穂」を天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお供えし、感謝するお祭りです。
    新米を捧げるのは神嘗祭、踊りを捧げる神楽といい、ヒノカミカグラとは天照大神に踊りを捧げることをいうようです。
    さあ、もうここで鬼滅の刃を観ている刀らピンときたと思いますが、主人公の炭治郎の必殺技「ヒノカミ神楽」はここから由来するのです。


    鬼舞辻 無惨(きぶつじ むざん)と竈門炭治郎、どちらも強い。
    しかし、思いやりのある方がどっちかというと、やっぱり竈門炭治郎。思いやりのある人の方がカッコいいですよね。
    頭のいい人、スポーツのできる人、何かのテクニックに長けている人は世の中にたくさんいますが、「思いやりの心」が大事。
    畑中先生に鬼滅の刃のネタを織り混ぜてもらいながら、わかりやすく解説して頂きました。



    最後に参加者みんなで記念写真。
    今回も楽しく論語の素読ができたことに感謝です。ありがとうございました!




    次回は12月13日(日)10:30〜です。詳細はこちらまで。それではまた。

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