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かつての偉人を育てた日本の教育「素読」


2019/08/25

論語塾

こんにちは😃

最近ブログの使い方を覚えてマメにポチポチしてる松南志塾の吉田です!
 
さてさて、松南志塾では月に一度月末の日曜日の朝に子ども達と論語を素読する論語塾を開催しております!
8月25日は月に一度の論語塾の日でした^^
 
場所はいつも通り助松神社をお借りして!

助松神社にはいつも放し飼いで鶏がいます^^

 


■論語とは

『論語』は『大学』、『中庸』、『孟子』と合わせて儒学の基本となる古代中国の大古典“四書”で、思想家・哲学家である孔子とその弟子たちの語録をまとめたもので、現代の私達が生きる上で大切な事が沢山詰まっています。
 
■素読とは

江戸時代の学習法のひとつで、朝早く師匠の元に集まり、論語などの文章を皆で読む学習法です。意味の解釈をいちいち付け加えることなく、書いてある文字を大きな声で読み上げるシンプルな方法なので簡単に取り組めます!
 
・文章を読む力が付く

・記憶力が良くなる

・文章感覚が身につく
 
などの効果があると江戸時代の寺子屋や藩校で行われ、明治時代の文豪や政治家など歴史の偉人達も行っていました。


 

今回は黒板ではなく大きなモニターを持ち込んでの開始となりました!いつもと違う雰囲気に子ども達もどこかソワソワしてます(笑)
 

 
本日の講師は三藤先生、元消防士から政治家をご経験された異色のキャリアをお持ちでした^^
 
最初はアイスブレイクで隣の人と《ほめほめタイム》
 
「髪型がかっこいいですね!」

「服がオシャレですね!」
 
ポジティブな言葉が飛び交い良い雰囲気!
 
場が温まったところで素読が始まります。


素読した文章

「学は、人たる所以を学ぶなり」

「己の欲せざるところは、人に施すことなかれ」


 
先生が読んだ後に全員で大きな声で素読していきます。手を上げて前で素読をしてくれる子も^^
 

 

前で頑張るお兄ちゃんを見て頑張る弟くん💪
 
 
 
そして次は先生から子ども達に質問
 
「皆さんは何の為に勉強していますか?」

「どんな人になりたいですか?」

「思いやりって何ですか?」
 
「うーん」と考える子ども達、そんな事小学生の時に考えたこと無かったなと心の中で思う吉田。(笑)
 
素読をしながら、映像を見ながら普段はなかなか考えない事を子ども達に考えてもらいます。1人1人先生が「どう思いますか?」と聞いて回ります^^
 

気を抜いてたら大人にも振られます(笑)

自分に振られなくて良かったと心の中で思う吉田。(笑)
 
そして本日は2つの文章を素読し、最後はまとめです!本日の学びはこちらです^^
 
①沢山の人と関わりながら生きていく中で相手の立場に立って考える事の大切さ
 
②それぞれの人がそれぞれの事情を抱えて生きている、見た目や表面で判断するのではなくその奥深くまで考える事の大切さ
 
③答えが無い事なんて沢山ある。そういう時には納得できる答えを皆んなで見つけていく事の大切さ
 

 
 

本日は沢山子ども達に考えてもらう機会がありました!私も自分の幼少期を振り返るとこういう事を考える機会はほとんど無かったと思いますが、今はとても大切な事だとわかります。
 
松南志塾では、人は地域で育てるという考えを軸に、大切な事を地域で学び、人財を育成し、育った若者が地域の内外で活躍し、そしてさらに育った若者が戻って来て地域を盛り上げていく、そんなモデルを作ろうとしています。
 
松南志塾ではそういった生きる上で大切な考え方、生き方を学べる場を地域でこれからも作っていこうと思います^^
 
これからも応援よろしくお願いします!
 
おわり

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